今年最初の廃城めぐり、都内を抜け出し、埼玉は所沢へ
と言っても、かつては、埼玉も東京も武蔵の国、都内限定すると、いろいろ不都合な点もありまして
で、今回は東京は清瀬と所沢の境にある柳瀬川、その川を見下ろす高台にあるのが「滝の城」
元々は関東上杉配下の大石氏の城で川越城と深大寺城を結ぶ中継地点として重要なポイントでした
そして西東京市は保谷と田無に分かれてましたが、その境界線にある道、深大寺街道は、深大寺城と滝の城を結ぶ軍用道の名残
今回は、その古道を巡りながら滝の城まで行ってみましょう
今回は深大寺城からスタートではなく、店のある西武柳沢はずれよりスタート
信号を渡った青梅街道の向うが、深大寺街道の名残の道
ちょっと先に六角地蔵、これも道標をかねたもの(建立は1700年代)
ここで富士街道とクロスし、ここより北は「榎の木道」に(本来もう少し西側に深大寺道があったはずですが、今は消滅、この榎木道も古道なので、こちらで)
この榎木道を北上すると
青面金剛像が、こちらも1700年代のもの
そしてほぼ真っ直ぐ北上しひばりが丘駅へ
ひばりが丘北側へ踏み切りを渡り、再度古道を手繰ろうとしますが、東久留米市と新座市の境のあたりで、道に迷う(川が多く、橋を渡りそびれたのが運の尽き、道標<お地蔵さんなど>を見落としてしまいました。
しかしながら迷いながらもどうにか柳瀬川まで到着
ここからは川沿いに移動すればいいだけ
で、ここでも橋を渡りそびれて梃子摺りましたが、どうにか到着
きつい坂を上り
今は城山神社になっております
どうもこの城跡は飛鳥、奈良時代より重要な場所だったようで、その時代の墳墓でもあったようです(7世紀ころ)
この滝の城は関東上杉が滅んだあと、小田原北条配下になり、その北条が秀吉に滅ぼされた関東遠征の際に越後上杉、真田の軍により落城
大した兵は置いてなかったので、激しい戦いがあったのか?それともアッサリ降参したのかは定かではないが、落城した城としては遺構がしっかりと残っていて、また地元の保存会の方の整備も進んでおり、非常に見ごたえのある城跡となっております
ちなみに深大寺道のルートはこちら
http://homepage3.nifty.com/k_harada/jindaimichi_n/jindaimichi_n.htm
このサイトから転載しました
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