都内にも万葉歌碑があったり

新元号が「令和」と万葉集から採用となり、万葉集に興味を持つ方が増えてきてますが、都内にも万葉集の中の歌が詠まれた場所が

『万葉集』巻14の東歌の一首「多摩川に さらす手作り さらさらに 何そこの児の ここだ愛しき 」

多摩川で布を水に晒す作業を見た様を歌ったもので、調布や狛江周辺は布の産地{調=税金として布を収めてたエリア、なので調布)
染地や布田と布にゆかりのある地名だらけなのも頷けます

そんな歌碑は狛江の西河原公園よりちょっと住宅地に入ったところ

元々は狛江でも猪方に江戸時代に建てられた碑でしたが、洪水で流失
猪方あたりはかつてはドラマ「岸辺のアルバム」などでも登場するくらい暴れるエリアで、洪水で岸辺の家が流されたりしてたエリア
石碑も流されてしまったのも分かるような

んで、大正時代に歌碑を復活させようと運動がおこり、歌碑の原書は松平定信だったのですが、今度の1万円札の顔になる「渋沢栄一」がその松平定信ファンということもあり、復活運動に協力し、今の地に建てられました

新元号に、新1万円札の顔のゆかりの地
これは是非見た方がいいですね

てか狛江の人たち、もっと盛り上げた方がいいですよ!

んで、河原で皆さん、夕日の写真を撮ってたので自分も
なんかけったいな空模様でした
大荒れの前触れだったのかもしれませんね

いつも日没後しか来ないので、なかなかお伝え出来ませんが、こんな感じで綺麗な場所なんですよ

歌碑も存在は知ってたましたが、いかんせ夜中なので、真っ暗で歌碑も読めず
やっと念願かないました(笑)
歴史好きから見ると狛江はなかなか面白いエリア
自転車で行くのも多摩川一本だし、バイクでも行きやすい

皆様も是非一度!