THX-1138

G・ルーカスのデビュー作
管理の行き過ぎた未来を描いたディストピア映画

人類が地下都市で完璧に管理され、名前も持たず常に精神安定剤を服用し感情も持たずロボットのように効率よく生産し生活してる世界

そんな世界で主人公はTHX-1138と呼ばれ日々工場と自宅の往復をする
同居人LUH-3417は安定剤の服用を密かに止め、THXの安定剤も密かにすり替え彼の服用も止めさせていた
そんな中で二人は性行為を行い、当局に逮捕される

刑務所より脱走を図ったTHXはLUHを探すが、彼女は胎児に戻されていた

THXは地下からの脱出を図り警官ロボからの追跡を逃れ地上に出ると夕日が彼を迎えてくれるのであった

管理社会で生きてるTHXがなにもない地上で生きれるのか?と考えれば、まあ死んでしまうのだろうけど、人としての尊厳は取り戻せたのだろうか

アメグラだけでなく、F・F・コッポラがルーカスを支援し公開された本作だが、興行的に失敗
ディストピア映画は中々深いテーマですが、興行的には難しいものがあるようで