【お客様のバイク紹介】ハスクバーナ701スーパーモト、ヤマハSR、ホンダNSR250R、カワサキZRX400

熱風が吹いて疲れる暑さですが、皆様のお越しありがとうございます

ハスクバーナ 701スーパーモト

OHCシングル700ccエンジン搭載のビッグモタード
150㎏に満たない車重に74馬力のエンジン、そして電子制御も2モード持ちライダーの手で切り替え可能とまさしく現代のマシン

ヤマハ SR400

こちらは78年に登場し排ガス規制による一回目の退場と、インジェクション化による復活
そして更なる排ガス規制により本当に最後になったSR
43年に渡る発売はシンプルだけど操るライダーの手に全てが委ねられる楽しさが多くの人に共感を得たからでしょう

ホンダ NSR250R

通称87NSR
TZR(1KT)の独断場になっていた峠やSPレースでTZRを駆逐すべく市販レーサーRSと同時開発されたNSR
それまでのNSはピストンバルブ、排気デバイスはサブチャンバーのATACだったものをクランクケースリードバルブ化、排気デバイスは可変バルブのRCバルブへ
このRCバルブはワークスNSRでも87年型より採用と最新鋭のデバイス
ホンダの本気はTZRですら歯が立たず、TZRも後方排気化、そしてYZRと同様のVツイン化、スズキもガンマでは全く歯が立たず、Vガンマを登場させ、カワサキはKR-1以降は2stレプリカから撤退するくらいのインパクト

ここから90年まで3社のレプリカは毎年モデルチェンジを行うHYS戦争へ(ホンダは87.88.89.90.92とモデルチェンジ、ヤマハは88年に後方排気化、91年にVツイン化、スズキは88年にVツイン化、90年にガルアーム搭載のフルモデルチェンジ、そして最後の意地で96年にフルモデルチェンジ)

毎年新型が出る状況はユーザーにとっては楽しい状況
型落ちとてSPレースやF3レースでない限り十分な戦闘力を持ち、それが型落ちという事で中古価格もこなれてくれて高校生でも750クラスのバイクと戦えるバイクが普通に手に入った恐ろしい時代でもありました

カワサキ ZRX400

ゼファーですら価格が高沸しまだ気楽に買える4気筒はZRXへ
中型クラスで買える4気筒は減ってきましたね
70年代後半も中型クラスで買える4気筒はかろうじてCB400Fourのみの状況の中に待望の登場だったZ400FX
今またそんな状況に戻りつつあるような感じですが、当時FXを出したカワサキさんに600クラスのスケールダウンで良いので400cc4気筒を出してもらいたいですね