【お客様のバイク紹介】カワサキZX12R、ホンダベンリー50S、FTR223

昨晩も蒸し暑い中のご来店ありがとうございます

カワサキ ZX12R

スズキのハヤブサの対抗馬として00年に登場のZX12R
ラム加圧時には190馬力とも言われるパワーと最高速340kmのモンスター
カワサキのかつてのGP500マシン82KR500のフレーム同様のアルミセミモノコックバックボーンフレームを採用
マッハ3の時と同じく扱え切れるのはごく一部のライダーだけで漢カワサキを表した最後のモンスターでもあります

ホンダ ベンリー50s

この前のYB-1同様レトロバイクブームのさ中に登場のベンリー50s
元をただせばOHV時代のカブのエンジンを積んだプレスバックボーンフレームのスポーツカブから始まったこのシリーズ
一時期はドリーム50のイメージの元となったCR110にサーキットの活躍は譲っていたもののレギュレーションの関係でエントリー不可となってしまい、サーキット走行も含めたスポーツ50としてSS50がカブエンジン搭載スポーツとして復活
その後はビジネスバイクとして生き延びていきましたが、長い時を経て再度スポーツバイクとして復活
単純かつ生産性、整備性の良い車体とエンジンはビジネスユースにも重宝しました

ホンダ FTR223

80年代中盤にレプリカブーム真っ只中、当時のWGP500はダートトラックレースで鍛えたアメリカンライダーが席巻
そんなダートトラックイメージで登場したのがFTR250
ホンダとしては気合を入れた車種でしたが、登場が早すぎたかヒットとはいかず
しかし、ヤマハTW人気からのトラッカーブームに乗ってエンジンは変わったもののFTR復活
TWブームもTVドラマの影響でありますが、元のTWの人気は実は初代FTRをカッコよくトラッカーに仕立てた方がいました(たしか渋谷にあったショップ スラップショットのスタッフさんだったかと)
でも当時でもFTRは中古市場にもあまりなくレア車(あればお安かったのですが)
それでTWに白羽の矢が立ち、人気ショップからカスタムパーツも多数出てスカチューンが大人気に
そこへTVの影響もあったというわけです
そんなトラッカーブームの本当の火付け役だったのがFTR
アメリカのダートトラックレーサーそのままの雰囲気なのでノーマルで乗るもよし、スカチューンもあり、ボバーにふるもありの楽しい一台です