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ヤマハ YB125SP
中国市場向けのスタンダード125
元々日本市場にビジネスバイクでYD125がありましたが、エンジンのケースなど見てもYDからの流用ではなくブランニューの模様
こちらはそのYBをカフェレーサーに仕立てるべくスポークホイール化(標準ではキャスト+ディスク、キャスト+ドラム、スポーク+ドラム)
シートの交換やマフラーも工夫してキャプトンを装着などオーナーの工夫が随所に光っております
近年は海外ブランドでデザイン的には綺麗に仕上がってますが、ベースは日本のスタンダードバイクのコピーなどが多いです
比較的安く手に入るこのようなビジネスバイクをベースに自分で好みのスタイルに仕立てるのも一つの楽しみ方ではないでしょうか
ホンダ CBX125F
1984年に登場のスポーツ125
82年にRZ125が登場し125クラスもハイスペック化の波が押し寄せてきてました
当初ホンダはCB125Tにプロリンクサスを搭載で十分スペック的にはRZに対抗できると踏んでましたが、見た目がクラシカルなCB125Tでは苦戦
2stのMBX125Fを登場させ125cc2st戦争勃発
RZ、MBX共に人気を二分しました
しかしホンダは4stメーカー
ユーザーの中には125で4stでスポーティーなモデルを求める声も多々あり、4stのホンダの意地で当時世界最小のDOHCエンジン搭載のバイクとしてCBX125Fが登場
イタリア車を彷彿させるデザイン、125ccとしては初のフレームマウントカウル、コニ風リアサスにブーメランコムスターと装備も豪華
峠全盛のこの時代では若者にはヒットしませんでしたが、フロント16インチホイールのお陰で旋回性も高く、小柄な女性やアダルトなベテランなどにはヒット、モデルチェンジを数回繰り返し93年まで生産されました