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富士重工 ラビットS301
国産鉄スクーターといえばラビットと言っても良い60年代のスクーターの代名詞
戦後復興の足としてのスクーターは50年代には役割を果たし、オート三輪、自動車へとバトンタッチをして行った中でレジャー要素としてのスクーターとして進化
こちらのラビットは軽二輪ナンバーで、601や402??と悩みましたが、フロントウインカーの形状や荷掛けフックの位置、レッグシールド内の形状からおそらく301に402エンジンを積んだものとかボアアップしたものかと(オーナー様から詳しく聞かなかったもので・・・)
流石に60年前のスクーター、完全オリジナルで残ってる個体は少ないでしょうね
ラビットスクーターが日本中を走ってた戦後復興から高度経済成長期、仕事の足としての廉価な乗り物、経済的余裕が出来てきだしレジャーのツール
維持費(税金等々)の安い125㏄クラスから少しグレードアップの150㏄、そしてハイグレードの200㏄への遍歴
そんな時代を経て、令和の今も155㏄クラスの復権や125㏄クラスの盛況というのは、今のバイクの主要マーケットがインドや東南アジアの経済成長圏が日本の経済成長をなぞってる証なのかな?と思ったり、逆に日本は成長からの逆流が起こっての150㏄クラス復活なのか?と、今の流れは色々と考えさせられます。