元手60万でお店を始めよう!(低予算で店舗開業) その18

久しぶりになりますが、店舗開業というよりは、開業後のことに変わりつつあるこの記事です

で、今回は、お客様は本当に神様なのか?

てな訳で、いい客、悪い客の見分けかたなどを

商売をする以上、お客さんがいなければお話になりません
なので、来店してくれる方は、すべて収入源なのですが、なかにはやっかいな方もいまして、その辺を見極めないといいお客さんまでも失いかねません

まずは、良いお客さんとはなんでしょう?

いっぱい注文をしてくれる
他の客、店近隣などとトラブルを起こさない
店の雰囲気を良くしてくれる

など、お店の支出以上に利益をもたらせてくれるかたであり、店の趣旨を理解してくれる方が良いお客さんかと

また注文は少なくても、滞在時間が短ければ、そのお客さんにかかる支出は(人件費、一席あたりの売り上げ率など)は低くてすむので、けっして悪いお客さんとは言えないでしょう

次に悪いお客さんとは?

注文はほとんどしない
他のお客さんに迷惑を及ぼす
店の雰囲気を壊す

などと、先ほどの真逆なことを記述しています

悪いお客さんのなかには、注文は良くしてくれるが、店の雰囲気を壊すかたなどもいるかと思います、この場合、やはり悪いお客さんと言わざる得ないでしょう

特にお酒などを出す店の場合、お酒によって豹変するかたもいます、これは特に厄介な方ですね

ではどんなお客さんが悪いお客さんなのか、典型的な行動を挙げてみると

ツケをしたがる(カードではなくて、ツケです)
他のお客さんよりも優遇することを強要する
店のメニューないサービスなどを要求(これは先ほどの例と言ってもいいかもしれませんが)
店の常連面をして、店内を仕切りたがる

などと、店であること(店員は自分に逆らわないと思っている)をいい事に、自分のエゴを撒き散らすかた、
これらが悪いお客さんの根本的な部分です

こんなお客さんには来てもらいたくありません
しかし、いきなり「来るな」とは言えないので、どのように諦めてもらうか、その辺を

まず、このような方はどうでもいいような細かい要求をしてきます(もちろん店のサービス外ですが)そのような要求を積み重ねて、最終的にモンスターカスタマーにまで豹変していくので、まず最初の要求を丁寧に断りましょう

例えば
「当店は、そういうサービスはしてないんですよ、すいません」
多分、それですぐに引き下がってはくれないでしょうが、何度言われても、何度も先ほどのように答えましょう

次に、その手の方は悪態をつきだして
「こんな店は潰れるよ」とか「お客として意見を言ってるんじゃないか!」、「客の要求は聞くもんだ」などと店サイドの神経を逆撫でしてでも反応を得ようとしてきますので
「お客様の貴重なご意見ありがとうございます」
とだけ返答しておくのが無難です

ぶん殴りたい気持ちになりますが、殴ったら相手の思う壺なので、「向こうは誰にも相手にされてなくて、店でクダ巻く寂しい奴」とでも心の中で思い、見下してしまいましょう
そうすると不思議と頭にこないで済みます

それに、そのような人を凹ましたところで、こちらも楽しくもなんともありません、相手を必要以上に傷つけて怨まれても厄介なだけです

大切なのはそのようなお客さんに諦めてもらう、ただそれだけです

特に、新規開店直後の店はその手のお客さんに狙われやすいので(他にいける店が無いので、自分の居場所を求めてる傾向が多いので)、いっぱいお客さんに来てもらいたい気持ちも大切ですが、せっかくのやる気をそんな方々の為に失わないよう、見極めをしながら、がんばっていきましょう