ブライトン・ロック

「さらば青春の光」以来のモッズもの映画かと思い入手した「ブライトン・ロック」
原作は戦前のギャングもの小説
40年代にR・アッテンボロー主演で映画化されてて、今作はリメイクながら時代を60年代に変更
ブライトン事件と絡める設定はナイスです

ブライトンを縄張りとするギャング同士の抗争で、相手を殺したギャングのピンキー
その証拠となる写真を偶々手に入れてしまった地味なウエイトレスのローズから写真を奪い返すためだけに彼女に近づく

もう10年前の作品ですが、64年のブライトンの模様を描いたシーンは必見
時代考証にあってないスクーターやバイクがあるかお目目をひん剥いてみましたが、自分は発見できず
「さらば青春の光」でポン引きのチョーキー役を演じたフィル・デイビスがピンキーの仲間の老ギャング役で登場し、ピンキーのランブレッタのタンデムですがスクーターの隊列の中にいるのも良いです
(ギャングにボコボコにされるのも「さらば青春の光」でロッカーにコケさせられるシーンのオマージュ的で良いです

ちなみにブライトンロックとはブライトンで売られてる日本で言うと金太郎飴みたいな菓子の事