【お客様のバイク紹介】ホンダCBR1100XX スーパーブラックバード

5月頭からいきなり寒い雨
雨が止んでからは多くの皆様のお越しありがとうございます

ホンダ CBR1100XX スーパーブラックバード

90年代末期のメガスポーツの一翼を担ったブラックバード
時速300kmを狙えるリッタースポーツはZZ-R1100、そしてブラックバードと来て、そこからハヤブサへと繋がっていくのですが、90年代の末の鈴鹿8耐にあったカテゴリー「Xフォーミュラ」に於いてTSRレーシングよりエントリーもされました

スーパーバイクにカテゴリーが変わりF1時代のようにフレームの変更だの大幅な改造が出来なくなりコンストラクターの腕の見せ所が無くなりレースだけならいざ知らず、マシンにも興味のあるファンにとっては寂しいものになりました
そんな中登場した日本独自のカテゴリーがXフォーミュラ
スーパーバイクのような制限はなくなり、排気量も無制限
唯一の制限は200万円での買取
「上位入賞したマシンは購入希望者が現れたら200万円以下で発売しなければならない」
要は改造費用を抑制する代わりにどんな改造でもどうぞ!
車体価格を考えたら100万位の費用で如何に純レーサーと戦うか?
メカマニアにしたらワクワクするマシンが色々登場しました
ヨシムラはハヤブサ、KENZのGSX-R1000(当時はまだ750㏄がSBの基準)オーバーレーシングのヤマハロードスター、サンダンスのデイトナウェポン(ハーレー)朝比奈レーシングのZ1などなど

後にスーパーバイクの排気量制限が1000㏄にあがり、Xフォーミュラも廃止されるのですが、F1時代を彷彿させる楽しいクラスでした