【お客様のバイク紹介】モトグッチV7レーサー、ホンダNS-1、ヤマハマグザム

6月に入り静かな夜が続いてますが、それでも多くの皆様のお越しありがとうございます

モトグッチV7レーサー

第一次大戦後からの歴史のあるモトグッチ
縦置きVツイン一本になったのは60年代半ばより
そのVツイン搭載機がV7
そのV7イメージなのが現行のV7
特にレーサーは赤いフレームが印象的でメーカーカスタムなカフェレーサー

ホンダ NS-1

80年代90年代初頭は原チャリのラインナップも充実
レプリカからモトクロッサー、トライアルにアメリカンにRV、フルサイズにミニサイズとなんでもござれ
そんな原チャリ百花繚乱の最後のシーンを飾ったのがNS-1
フルサイズでフルカウルのバイクは89年のTZR50が初めて
当時ホンダはNS50Fがあり、これもほぼフルカウルでしたが(アンダーカウルが無い)フレームはMBX50ベース
そこで満を持して登場されたのがNS-1
スポーツ原チャながらストリートでの使い勝手も考慮しタンクの部分がメットイン!
ホンダの2st50cc初代のMB50もタンクの部分はバッテリーケースなどでタンクはシート下で同じ構造
フレームもモリワキがCR80のエンジンを積みMH80なるレーサーに採用されるなど本格的なものに
しかしながらバイクブームそのものが下火になりホンダの2stスポーツ原付もNS-1が最終モデル
メーカー自主規制で7.2馬力、リミッターを外せば9馬力くらいは発揮した魅力は今も衰えず、中古市場で当時の新車価格以上で取引される程の人気になりました

ヤマハ マグザム

根強い人気のビッグスクーター
50年代も日本のバイク人気はラビットやシルバーピジョンに代表される125cc前後のスクーターが中心
ヤマハもSC-1なる新進気鋭の250ccスクーターを出すもヒットさせれず
それから40年経ってマジェスティに代表されるスクーターをヒット
40年前の雪辱を果たした感じになりました

60年前、スクーターは輸送や移動の手段に過ぎず実用車としての人気でしたが、景気が回復するに従いスポーツバイクに人気は移行し実用車は車へスイッチ
でも00年代はスクーターが遊びのバイクとして復権
遊びオンリーだけでなく荷物搭載量、タンデム時の快適性など実用車としての側面もあり人気に