【お客様のバイク紹介】スズキGSX1100Sカタナ、GSX-R1100、ヤマハSR400

暑い中お盆休み中ですが、まったりと皆様のお越しありがとうございます

スズキ GSX1100Sカタナ

81年に驚愕の登場を果たしたカタナ
ご存知の通りH・ムート デザインですが彼の所属するターゲットデザイン社でデザインしたMVアグスタ750sベースのマシンが源流
そのターゲットデザイン社にスズキがデザインの発注を出した際の担当者がH・ムート氏であったわけです(後にMVアグスタを受け継ぐカジバ社のまるでカタナのようなデザインのVラプトールにスズキTL1000のエンジンを積んだのも何かのご縁か?)

赤いSE型が84年に登場し、しばらく新規生産は止まってましたが90年にスズキ創立70周年記念モデルとして限定ながら復活
94年に待望の国内仕様として発売
そして00年に最終モデルとしてエンジン、ホイール共にブラックに塗装され1100台が限定で発売
20年近くに渡って発売された驚異のモデルでもありました

スズキ GSX-R1100

レーサーベースのツアラーとして85年に発売したGSX-R750の1100版として登場
フレームはもちろん1100専用
エンジンもボア、ストローク共に拡大の1075ccで130馬力、車重は197㎏と他社の750cc並みの車重に当時としてはTT-F1レーサー並みの130馬力を搭載したモンスターツアラー
他社も打倒GSX-RとヤマハはFZR1000、YZF1000とホンダはCBR900F、カワサキはGPZ900R、GPZ1100RX、ZZ-R1100とメガスポーツ路線を開拓した始祖でありハヤブサのご先祖様と言っても過言ではないでしょう

ヤマハ SR400

カタナ1100も長い間人気でしたが、こちらも78年から21年まで43年に渡って販売されたSR400
バイクの世界はハイパワー化ハイスピード化に進む中での空冷OHCシングルエンジンは奇異に捉えられることもなく、バイクの楽しみは速さやパワーだけではない!とユーザーに好意を持って受け入れられました
こちらのSRはそのファイナルエディション
タンクの下部にひっそりとその文字が入ってるのもSRらしいと言えばSRらしい締めくくりかたでした