ベスパ50s 右出しマフラー考察

一年くらい前にベスパ50sに右出しマフラーを装着

2年前にノーマルタイプマフラーがカーボンで詰まってしまってエンコ
マフラーを焼くなり洗浄するなりも考えましたが、折角なのでマフラーを交換
で、最初は二本出しレーシングマフラーを入れるも、早々にエキパイと膨張室のつなぎ目にクラックが入り廃棄・・・

二本だしマフラーはタイヤの脱着がし難くなったので、では右出しなら脱着が容易でしょう!とポリーニ右出しマフラーを装着

そのマフラーを一年使っての感想

キャブセッティングはメインジェットを5番上げのみ

チャンバー室が大きくなった分トルクは増し、加速、登坂力はアップ
登坂時はノーマルマフラーでは30kmが良いところだったのが40kmは出るように

トップスピードはノーマルから考えるともうひと伸びに欠けてる
逆にチャンバー容積が大きいから吹けに限界が来るのか?
ノーマルマフラーはテールパイプをカットすることで吹けを良くした仕様
2速、3速ぶんまわしてからの4速、そしてそこから振動もなく無限に回っていくのか?という感覚
右出しマフラーはトルク感と振動を伴ったままの加速

こう考えるとノーマルマフラーは整備性も含め良く出来てるな!と思います
右出しはトルクが上がる分街乗りには便利ですが、胸のすく2st特有の加速感は少ないかと

あと右出しはオイルの性能が要求されます
ノーマル、2本出しの時問題なかったオイルですら燃費悪化
ヤマハの赤缶でやっと燃費が元に戻りました

トルクは今一つだけどオイルは問わず、4速からの加速感がよく整備性もよいノーマル
トルクモリモリ、最高速も伸びますが胸のすく加速感ではなくオイルが問われ、整備性は意外に良くない右出し

んな感じです