戦後多摩地区には多くの進駐軍の基地やキャンプ（住宅）があり、その米兵たちの作ったモーターサイクルクラブと日本人の交流から始まった50年代のレースなどのモータサイクルシーンを記した貴重な書籍
今は無き立川（現昭和記念公園）
調布（調布飛行場）
多摩川スピードウェイ（下丸子多摩川河川敷。現川崎市民球場）
そして今も健在な横田基地
このあたりのレースシーンの詳細は小説版「汚れた英雄」でも
浅間やマン島時代に多摩地区出身のレーサーが多かったのはこの多摩での戦後レースシーン
50年代米兵とやりあって鍛えた腕が60年代に開花し、ヨシムラも関東進出の第一歩は福生
レーサーやチューナーが多く集まり多摩のモータークレイジーの基礎が築かれ今に至っております
もはやコレクターアイテムで高価なものでありましたが、これまたそれに見合う良書
まだ熟読してませんが、これから熟読が楽しみであります
