【お客様のバイク紹介】スズキ ボルティー

昨晩はボルティーミーティングでのご利用ありがとうございます

スズキ ボルティー

95年にバイク界の価格破壊車として登場
新車価格で税抜き30万円切りは驚異!

ブランニューなバイクではなく80年代のジャメリカンGN250を見た目のリファインと各部の細かい手直しで当時の空冷単気筒250ccクラスへ殴り込み
ケンツやウェイリントン、シックなどからアフターマーケットパーツもそこそこ発売されカフェにスクランブラーにとカスタムベースとしても価格の安さから人気でした

GN250まんまかと思いきや、更にコストダウンを進め、タコメーター、シフトインジケーター、センタースタンド(オプションではあり)を廃し
メインハーネスもアース線が間引かれたりと徹底ぶり
でもアクセルワイヤーはGNが一本なのにボルティーは2本と変なところは良心的にコストアップされてました

後に派生形のグラストラッカーが大人気で、むしろそちらが主流になり、排ガス規制などで2バルブ化されSTシリーズへ行ったり、GNへの先祖返りを起こしたアメリカン マローダーなどバリエーションの多さも特筆すべき点(大まかなパーツは互換性があるものの電装系は年式によって仕様が違い互換性が無いことが多いのが要注意)
今でも中国ではGNは生産されており、製造から30年近く経ちパーツの入手も難しくなってる中で中華パーツが使えるのは助かります(これも小加工などが必要ではあること多いです)
あとGNではなくボルティーそのものが中国では現行車として存在(GN250Eという名称だったはず)
4バルブエンジンのままインジェクション化、フロントのネック角は2度起きたフレームでキビキビとした操作性が予想されます

今回のボルティーミーティング、初期型で30年近く、最終型でも20年落ちの車体はやはりトラブルを抱えてる方が多く、当店到着までに2台がリタイアなどありましたが、無事4台到着、みなさん創意工夫で性能維持やカスタムを施し、そんな情報交換やボルティー談議に花が咲いておりました
店主も事故でボルティーをお披露目できない間抜けぶりを発揮しましたが、楽しいひと時を過ごさせていただきました