今回は特別編 バイクでなくて車です


富士重工 スバル360
58年に登場の日本の自動車史に於いて重要な一台となるスバル360
日本独自の規格である軽自動車
その規格を真に具現化したのがこのスバル360
それまではオート3輪やスクーターに毛の生えた程度のちょっとしたコミューターでしかなかった軽自動車が普通乗用車としての使用に耐えうる性能を持ち、尚且つ低価格であったことで庶民が自動車を所持する流れを生みました(そのお陰で富士の主力スクーターラビットは徐々に売れなくなっていくのは難しいところですが)
その後各社デラックス且つハイパワーな軽自動車を発表し、ホンダN360の登場によりその役目を終えましたが12年にも長きに渡りフルモデルチェンジでなく販売され続けたスバル360
昭和30年代、日本が戦後復興を遂げ更なる発展や繁栄を目指し頑張っていたあの時代に庶民が手に届く豊かさの象徴として日本中の道を走った景色は色あせることがありません