カクテル「雪国」と喫茶ケルン

日本生まれのカクテルに雪国というのがあります

発表されたのは1959年
今から60年前のカクテルです
ウォッカにライムジュースに、ホワイトキュラソー
グラスの淵に砂糖をつけるスノースタイル
グラスに落としたミントオリーブ
シンプルだけど飲みやすく奥の深いカクテル

さてこの雪国、考案したのは山形県酒田市にある喫茶ケルンの店主井山計一氏
井山さんが33歳の時に考案したものです
その井山さん、今もケルンのカウンターに立ち続け、今や御年93歳
なんというか、自分の目指すバーテンダーそのものです
いくつになっても立てる限りカウンターに立ち続ける姿、これは尊敬以外ありません
自分もそうありたいと思い続けております
幸いバーテンダーは白髪の老人になっても様になる職業(タピオカ屋のように30代ですらオッサンは店先に出るんじゃない!などと言われないで済みます)

井山さん、まだまだ元気に雪国を作り続けてもらいたいです

尚、雪国誕生秘話をドキュメンタリー映画にした「YUKIGUNI」が今年上映されました