皇帝のいない八月

またまた映画の紹介ですよん

今回は1978年の日本映画「皇帝のいない八月」
自衛隊のクーデターを描いた作品で、ブルートレイン「さくら」を乗っ取ったクーデター部隊を中心に話は展開していきます

そこに民政党(この時代なので自民党だね)の覇権争い、アメリカの陰謀、内閣調査室の暗躍などなど絡んでいき話は思わぬところへ

クーデターを起こした部隊の要求は防衛庁の防衛省への昇格、憲法の改正、極右的は元首相の復権及び組閣など、今の時代では起こってしまったことばかり(改正はやろうとしてるところですな)
いっそ今の時代に製作したほうがいいのでは?と思わせるテーマです

まあ、こんだけ壮大な内容を2時間プラスアルファで収めてしまってるので、最後は話が収縮してしまうのは残念ですが、テレビシリーズにして、無意味に話を伸ばされるよりは小気味いい展開ともいえます