【バイクで巡る都内城跡巡り】番外編 世田谷代官屋敷

普段城跡巡りは戦国期の城跡を中心に回ってますが、今回は近場でこんな場所があるのは知っていましたが、やっと訪問
江戸時代、世田谷が彦根藩の大名井伊一族の領地になった際に代官を拝命した大場家の屋敷が世田谷代官屋敷

代官屋敷と言うだけあって名主の家+白洲などの役人との謁見場所など役所としての機能も
江戸時代の建物ですが、さすが名主の家といった作り

この代官屋敷の敷地に郷土資料館も併設

縄文時代の古墳から、室町時代の領主世田谷吉良一族

同じく室町末期に今の浅草付近に居た江戸一族(秩父平家一門)が太田道灌に江戸を追い出され、やってきたのが喜多見
その江戸氏は北条、徳川と仕え、江戸時代には2万石の喜多見藩として独立
ただわずか5年くらいで一族の殺傷沙汰で改易
その幻の江戸一族のことも展示

明治時代の三軒茶屋の復元模型も興味深い

大山街道(今の246)は早くから路面電車が通り、その後の発展につながっていきました
世田谷通りと246の分岐点に茶屋があったようで
当店の前、青梅街道も馬車鉄道は田無~新宿で運行はありましたが、路面電車まではいかず(荻窪とまり)
青梅街道と所沢街道の分岐点は田丸屋って旅館が(最近まで酒屋として存在)
三茶と田無、のちの明暗を分けたのは交通網の整備だったのかもしれません

小さい資料館でしたが見どころ満載
再度訪問したい場所であります

こちらの資料館、自転車、バイクの駐輪は可能(無料)
開館時間は9時から17時
月曜日閉館