カサブランカ

第二次大戦中のプロパガンダ映画にありながら名作と言われた「カサブランカ」

親ドイツのフランスヴィシー政権管理下のモロッコの都市カサブランカ
そこでカジノ兼カフェを経営するリックの元にとある夫婦がやってきた
彼らは反ナチスのレジスタンスの指導者と妻で、ドイツからの迫害から逃れる為にカサブランカで中立国ポルトガルへの通行証を手に入れにやってきたのだったが、その妻はかつてリックがパリにいた時愛し合った中であったが、パリ陥落の日に忽然と姿を消したのであった

ラブロマンスでもありますが、別れた女から「実は貴方を愛してた!」って言われただけでわだかまりが解ける男って単純だよなー と思いつつ、とってもその気持ちわかってしまう自分もいたりして(笑)

最後は気持ちよりも大儀(反ナチス)を取るんだけど、その気持ちも分かる分かる!と言いたくなったり

リック役にはドナルド・レーガンも候補に入ってたそうですが、ハンフリー・ボガードで大正解
彼は戦後「トーキョー・ジョー」でもかつて愛した女性とその娘の為にすべてを飲み込み戦う男を演じましたが、こういう役どころが似合いますね