【お客様のバイク紹介】モトグッチV7スペシャル、ホンダスーパーカブ、ヤマハSR、SRX-4、カワサキGPz305、ゼファー400

三寒四温の四温な昨晩はバラエティに富んだバイクのご来店

モトグッチ V7スペシャル

V7というかもはやV8と名称を変えてもいいかもしれない850ccまで排気量が拡大したV7
そのV7の各部のディティールに贅を尽くした高級バージョンがスペシャル
かつてはWGP500にV8(本当にV型8気筒もちろん横置き)で参戦したりと今では想像もつかない位レースもやってたモトグッチ
そのレース活動を止めてからのイメージが縦置きVツインなんですが昔のルマンなどレーシーなイメージがあったりしてますが、今はロードスター的なラインナップが中心(カフェ的なV7レーサーはありますが)
そんな中でまさしくザ・ロードスターなのがスペシャルかと

ホンダ スーパーカブ

お尻部分はホンダ純正のコンセプトカスタムパーツのカブラからの流用でフロントの小ぶりなサブタンクはヤマハのポップギャルの流用
フロント周りはCB50よりと各純正品をうまく使ってますが、カラーリングとも相まって違和感なくツンダップとかの欧州製モペッド的な雰囲気を醸し出しております
原チャリはこんな魔改造も出来るのも魅力の一つですよね

ヤマハ SR400

スクランブラーに改装途中でしょうか、フロントのフェンダーが上部に移設されブロックパターンタイヤに換装
シートとリアフェンダー周りがどう変わっていくのか楽しみです

ヤマハ SRX-4

SRよりサーキットに峠にとシングルスポーツとして誕生したSRX
ある意味、SRのというかSRの原型とも言えるロードボンバーの正常進化とも言えるのがSRX
シングルレースに於いて、いや、全てにおいてライバルとなる機種が無かったのが不遇でした

後にスズキよりグースが登場するもその頃にはSRXは発売終了
グースにとってもライバル不在は不遇でした
この二台が同時期に発売しシングルレースで切磋琢磨してたら、二台にとってどれだけ幸せだったことか、と思う事があります

カワサキ GPz305

ツインエンジンのF250FTの後継機であるGPz250のボアアップ&輸出メイン機
空冷ながら250のツインと言えばニンジャ250を想像しますが、BxSは全くの別物
GPz250は55x52.4でニンジャは62x41.2とショートストローク
この305はボアアップ版なので61x52.4
ボアアップした305ccよりニンジャの方がショートストークな分、ピストンが大きいのは興味深いです
空冷のGPZはGPが大文字でzは小文字
水冷になるとGPZと大文字で統一
でも読み方はZ GPだったりと中々難しいですな

カワサキ ゼファー400

レプリカ戦争真っ只中の80年代末に突如登場した空冷4気筒2バルブ、ツインショックにカウルもないなんの変哲もない懐古趣味なバイクと悪い意味で驚きで迎えられたゼファーでしたが、業界関係者が驚く位の大ヒット
パワーや速さが正義にユーザーは疲れてきてた中に新鮮味を持って受け入れられました

そのごホンダはCB400SF、ヤマハXJR、スズキインパルスとネイキッドという新カテゴリーを形成
カワサキのデザイナー、プロデューサーの先見の明には賞賛しかありません

確かに80年代末あたりは各社が脱レプリカを模索し始め、ホンダのCB-1やブロス、スズキバンディッド、コブラなどネイキッドに近い流れのバイクを発表するもレプリカの流れを覆すほどにはならず
ゼファーまで思い切ったコンセプトでバイクを操る楽しさを具現化でき、操る楽しさ、弄る楽しさを再発見されてくれました