【お客様のバイク紹介】ホンダRVF/RC45、ヤマハRD90

新年最初の営業も多くの皆様のお越しありがとうございます

ホンダRVF/RC45

TT-F1時代末期を席巻したVFR750R/RC30の後継機
市販車ベースのレースはTT-F1からスーパーバイクにスイッチされた94年に登場
F1時代はクランケースさえ市販車ならフレームでもシリンダーでも交換可でしたがスーパーバイクはエンジン、フレーム共に交換不可になりベースの市販車のポテンシャルが重要になってきました
RC45はRC30からフレーム一新、エンジン一新、キャブからインジェクションへと大進化
鈴鹿8耐や全日本スーパーバイク、WSBで大活躍
レギュレーションの関係でドカティに苦戦をしだし(4気筒と2気筒では最低重量や排気量の制限が違い2気筒の方が有利になりすぎてた)VTR1000SPへとバトンタッチをしたものの決してポテンシャルが劣ってた訳ではありませんでした
RC45はレース用前提のバイクの為年間販売台数は500台!(市販車レースの市販車の定義が年間50台から100台位は販売してないといけない)なので粗方はレースベースにされストリートバイクとしてのRC45は希少であります
まあCR110のストリートバージョンが希少なのと同じなのかもしれませんね

ヤマハ RD90

ヤマハの90ccロードスポーツと言えばツインエンジンが主流でしたがシングルエンジンになった一号機がRD90
MXのHT90のエンジンをロード用にチューンし10馬力を叩き出し(2気筒のAT90でも10馬力)1気筒減った分5㎏の車体重量の軽量化と2気筒時代よりキビキビした走りで人気を博しました

兄貴分のRD125は最後までツインでしたが、後継機のRZ125でシングル化
レースの世界ではヤマハのレーサ-125はツインでしたがホンダRSはCR125エンジンをベースにシングルエンジン
しかしパワー、車体重量共にRSに分がありヤマハツイン125はサーキットより押し出され、苦肉の策でワークスではYZR500のシリンダーを使ったシングルシリンダーのYZR125Rを製作しそれをベースにTZ125を発売
奥村裕氏や江崎正氏のライディングでRS勢に孤軍奮闘を繰り広げましたがフェードアウト
ヤマハが125クラスに名を連なるのは90年代も中ごろになってからでした