【お客様のバイク紹介】カワサキ ゼファー400、スズキGSX400Sカタナ

金曜日も多くの皆様のご来店ありがとうございます

カワサキ ゼファー400

80年代のハイスペックレプリカブーム終盤に登場したゼファー400
400㏄クラスはフルカウル、水冷、アルミフレーム、自主規制値の59馬力がデフォルトの時代に空冷45馬力鉄フレームのバイクが売れるのか?と業界は懐疑的でしたが、蓋を開けてみれば大ヒット
サーキットユース前提のハイスペックなバイクは乗り手にも高度なライディングを要求する部分も多く、そこがユーザーの疲れを招いていた時に限界の走りを強要しないゼファーは新鮮に映ったのかもしれません
またレプリカはカスタムの余地も少なく、せいぜいマフラーやチャンバーの交換くらい
それに対してゼファーはZⅡよろしく手を入れれる余地が多かったのも弄る楽しさを提供でき、それもユーザーには受けた要因かもしれません(後のSRブームやスティードブームもしかり)
価格も同じカワサキの400㏄ZXR400が77万なのに対してゼファーは52万
バブル経済も弾け、徐々に不景気の足音が聞こえだしてた時勢というのも大きく影響していたでしょう

スズキ GSX400S カタナ

ゼファーから始まった400㏄ネイキッドブーム
スズキはゼファーと同時期にバンディッドを発表し好評を得るもゼファー人気からクラシカルなデザインのバイクに人気が行き先進的なデザインのバンディッドの人気は尻すぼみに(海外でのバンディッドの人気は健在でした)
そして登場したのが400ccクラスでは待望のカタナ
過去にもGSX400Eカタナというものは存在してましたが、2気筒だし、カウルないし、銀色でタンクの形状がそれっぽい以外似ても似つかぬ外見
1100のカタナデザインまんまという事ではこれが初の400カタナ
水冷なのでラジエターがある以外はなかなか見分けが難しいくらいの出来栄え
94年にはインパルス400も登場するも99年まで販売されてたことを見ると、やはり人気のほどが伺えます