【お客様のバイク紹介】ホンダGL500、ヤマハRD350

乾燥して寒さが身に染みる夜でしたが、皆様のお越しありがとうございます

ホンダ GL500

スポーツツアラーとして登場したGL500
OHV縦置きVツインエンジンはAMAダートトラックのワークスダートトラッカーにも採用(750cc)されるポテンシャルは高いもの
70年代のバイクらしい無骨なデザインで見た目スポーティーさには欠けてましたが、こちらのGLはボバースタイル
弄り方一つでここまで印象を変えられるのは製作者のセンスの良さですね

ヤマハ RD350

オイルショック前のホンダを除いた各社のスポーツモデルのラインナップは2ストが基本
スズキGTシリーズ、カワサキマッハシリーズ、そしてヤマハのRDシリーズ
73年当時はRDシリーズ最大排気量だったRD350
250,350とフレームが共通で後の400でも共通で、RD250のオーナーは350エンジンや400エンジンにこっそり積み替える事も多く、化け3や化け4が多い中で純然たる350は希少です
70年代はWGPでも350ccクラスがある位欧州ではポピュラーな排気量
MVアグスタが圧倒的強さを誇った500ccより群雄割拠な350ccの方が人気があったこともありました
このRDの後継機RZでも350ccはありましたが、WGPでも82年に350ccは廃止され、TZRの時代には350ccはラインナップから消え、近年ではスズキのグースが350ccをラインナップするまで忘れ去られてた排気量とも言えました
最近ではホンダGB350が登場し、排気量の国際基準で400ccが世界的な区分になりつつあるなか、250ccのスケールアップクラスとして再度脚光を浴びつつあります