ヨコハマBJブルース

スローライフな夜カフェ日記 

松田優作主演の映画だと、どうしても「蘇る金狼」た「ブラックレイン」などを思い浮かべる人が多いですが、この「ヨコハマBJブルース」もなかなかハードボイルドが好きな人に取っては楽しめる作品です

内容は松田優作演じる売れないシンガー兼私立探偵のBJがひょんなことから巻き込まれていく、警官射殺事件とそれに関連する人間模様とでも言えばいいでしょうか?

レイモン・チャンドラーの「ロンググッバイ」を読んだことがある人なら、「ははあー」と思わせる内容ですが、随所に出てくるシンガーとしての松田優作のシーンもなかなか。
決して歌が上手いとは思えませんが、しかしカッコイイ、「俺が歌ってるのに文句あっか?」そんな匂いのプンプンする歌です、強いて言うなら、ミックジャガーのタイプですね

派手なアクションはありませんが、探偵物語、工藤俊作のヨコハマ時代を描いたとも感じられる内容、いい味出してる脇役陣(安岡力也、財津一郎、宇崎流童、内田裕也などなど)の演技も渋い

一回見ただけだと、内容を把握するのが大変ですが、レンタルでしたら繰り返しみれるので、何回か繰り返し見るのをお勧めします