ブレードランナー

ブレードランナーはスターウォーズ帝国の逆襲のあとあたりに公開だったかな
ハン・ソロがまたもやSF映画に出演、だれもがSWのような展開を期待し、宣伝コピーも「人類VSレプリカント最終決戦」 とかそんな感じの煽り方
その期待から見たら拍子抜けしますな

しかしながら近未来のディストピア感やチャイナタウンというかオリエンタリズム感が西海岸を覆ってるなんて世界観は清く正しい未来とは程遠いものの、なにやら現実的に思えてしまったり

ブラックレインなどもこのブレードランナーの世界観を理解すれば監督が何を求めてあんな日本感を出したのか理解できるのですが

結局レプリカントは高度すぎて感情まで持ってしまうのだけど、その危険性故に4年の寿命に設定されている
彼らは人類に復讐でもなければやけくそでもなく、生き延びたい故に地球にやってきて、それが叶わぬと分かり生きていた証をデッカードに託したいがために彼に戦いを挑みそして死んでいく

この作品も公開時は今一つの評価でしたが、時を重ねる事に評価が上がり、完全版、ディレクターズカット版など登場
またCGを使わない最後のSFとも言われております