キャデラックレコード

1950年代、まだアメリカでは黒人差別が合法的に行われていた時代に、マディウォーター、リトルウォルター、ハウリンウルフ、チャックベリー、エタジェイムスなど多くのブルース、R&Bの黒人アーティストを世に送り込んだチェスレコード

ポーランド系の白人であるチェスレコードの経営者レナード・チェスは差別はなく売れるか売れないかのある意味ドライな人間
そんな彼と黒人アーティストの交流、そして結果として音楽で差別をなくしていった業績と別れを描く

この作品の大まかな流れは史実だけど、チェスとアーティストの出会いなどは創作
エタ・ジェームスを演じたのはビヨンセだけど、ちょっと綺麗すぎ(笑)

このチェスレコードではヒットを飛ばしたアーティストにキャデラックを与えてたので、キャデラックレコード
黒人はもちろんの事、貧しい白人でも手が出ない高級車キャデラック
それに乗るというステータス
そんな絶頂と凋落
チェスやりトルの死と欧州でのマディの復活

ブルースやR&B、ロックンロールの源流に興味のある人は必見の作