グッバイ、レーニン

社会主義陣営の東ドイツ
反体制デモに参加してるところを熱烈な愛国者の母に見られ、その母はショックのあまり心臓麻痺を起し昏睡
彼女が意識を取り戻した時には社会主義体制は崩壊しベルリンの壁もなくなるが、その現実をしったらまた心臓麻痺を起しかねないと、必死に東ドイツが存続してるように偽装工作を周囲を巻き込んでまで行う主人公

あれほど嫌ってた社会主義体制も無くなってしまえば懐かしいものになり、あれだけ憧れてた資本主義社会というものもあまりの競争社会でウンザリしてきたり

その母も時代の変化には気が付き、息子の嘘を分かって受け入れてくれてたり

悪とか善とかの話ではなく時代の変化に巻き込まれながらもそれを受け入れながら生きていく人たち、うまく立ち回れる人もいれば変化についていけず昔を懐かしむだけの人たち

そんな時代のお話し